2011年12月25日日曜日

Revival / 北村成美

Revival / 北村成美 


         
日程:201217日(土)・8日(日)計6ステージ ※両日とも同プログラム
1430開演 Aプログラム  
1645開演 Bプログラム  
1900開演 Cプログラム 

会場:ArtTheater dB 神戸

※会場は自由席です。
※会場へのご入場は、1)通し券 2)各回前売券 3)当日券 の順番にご入場頂きます。
※受付開始は、各プログラム開演時間の45分前、開場は20分前に行います。

演出・振付:北村成美
出演:
Aプログラム】きたまり/馬場陽子*i.d.)、黒沢美香(ラベンダー)、鈴木杏子(うたげうた)
Bプログラム】下村唯/吉川なの葉*i.d.)、井上大輔、木下出、島崇、中川雄介(ラベンダー)、三浦宏之(うたげうた)
Cプログラム】北村成美(全作品)/津田英理子*i.d.) *は影出演

チケット:前売2,500円/当日2,800円/学生2,000
2プログラム通し券4,500円(前売のみ/限定30枚)
3プログラム通し券6,500円(前売のみ/限定20枚)
※予約方法 ●電話 078-646-7044
            ●ダンスボックス Webサイト http://www.db-dancebox.org/

Revival」・・・(1)(人の)生き返り (2)(伝統などの)復活、復興 (3)(劇の)再上演 (4)(元気などの)回復 (英和辞典「The ANCHOR」より) 
2弾は、関西のダンス・シーンを牽引してきた振付家・ダンサーの北村成美のソロ3部作に焦点をあてます。生の営みの中でおこる様々なできごとを、ひとつの身体を通して豊かに描いた作品群に、北村本人とベテランおよび新進気鋭のダンサー達が取り組み、2012年度版として新たに上演いたします。

■作品コメント

★『i.d.』 (初演:20002/京都)
i.d.」とは、identification(身分証明)、individuality(個性)、independent(独立)などの略。ケツをまくり、激昂し、疾走する…。従来のダンス言語を一切捨てて、自身とその影に振付・演出した、北村のソロデビュー作品。30歳の誕生日までの1年間に30回上演を宣言し、達成。以来、国内外で100回近く上演。

★『ラベンダー』 (初演:20029/横浜)
ラベンダーは、一株に無数の花を咲かせる香りの強い草。大地にしっかり根を張りながらも、些細な風にすぐ揺らされる。たくましく健気に、時には毒を吐き笑いながら生きている。劇場外での上演経験も多い作品。

★『うたげうた』(初演:20039/大阪)
親しい友人の結婚式と、親しい人の死を同時期に体験したことをきっかけに作られた作品。哀しみのときも、慶びのときも、人は、大事な人を囲んで食事をともにし、会話を交わす。人生にそう何度もない特別な宴を、朗々と唄うように、一輪の赤い花と対峙して踊る。


■プロフィール

北村成美
「生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに、振付家・ソロダンサーとして国内外で精力的な活動を展開。「第1回TORII AWARD」フランス賞・観客賞、「平成15年度大阪舞台芸術新人賞」、「平成22年度滋賀県文化奨励賞」を受賞。2010年、自作自演によるソロ作品の上演を封印するも、このたび解禁。新長田から発進!!

黒沢美香
5才よりモダンバレエを始める。1962年黒沢輝夫・下田栄子、1971年東京バレエ団、1973年庄司祐、1978年ルイス・ファルコ、1979年篠井節子、北原秀晃、1982年ニナ・ウィナー、2008年手塚夏子に学ぶ。先生にならないこと。

きたまり
17歳より舞踏を始める。2002年~2006年、由良部正美、千日前青空ダンス倶楽部、京都造形芸術大学にて学ぶ。今ここにあること、これからのことに対して鈍感にならない。

鈴木杏子
19歳から四年間、菊田ダンススクールにて競技ダンスを学ぶ。2011年より草津ダンス道場にて修業中。今できることを、一途に。

馬場陽子
18歳よりコンテンポラリーダンスを始める。2007年~2011年、近畿大学にて学ぶ。ニュアンス、感覚を大事にできるからだをめざす。

三浦宏之
1990年前期に土方巽記念アスベスト館にて舞踏を始め、コンテンポラリーダンスへ移行。M-laboratory主宰・振付家・舞踊家。横浜ソロ×デュオコンペティションナショナル協議員賞受賞、東京コンペ#2優秀賞受賞。踊ル骨ヲメザス。

下村唯
20歳よりコンテンポラリーダンスボックスを始める。近畿大学にて学ぶ。個の絶対的な無力感を、だいたい笑い飛ばしながらダンスを踊る。

井上大輔
18歳よりコンテンポラリーダンスを始める。2006年~2010年、近畿大学にて学ぶ。限界まで追い詰められた人間の、どうしようもない体を見せる。

木下出
25歳よりバレエ、ジャズを始める。コンテンポラリーを中心に様々なWSにて学ぶ。見たことがあるような、ないような、風景が見えてくる舞台をつくる。

島崇
23歳よりコンテンポラリーダンスを始める。2005年~2009年、京都造形芸術大学にて学ぶ。舞台で嘘はつけない。

中川雄介
16歳よりはじめてタイツをはいて音楽に合わせて踊りを始める。2009年~2011年、京都フェブラリーズとして学ぶ。演劇もしています。

吉川なの葉
18歳よりコンテンポラリーダンスをはじめる。2010年~近畿大学にて学ぶ。大学にて不器用なりに生き抜く方法を勉強中。

津田英理子
5歳よりモダンダンスを始める。2000年~2004年、大阪芸術大学にて学ぶ。出逢い、つながりを大切にし、ダンスも仕事も家庭も真摯に取り組む。